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Label Partners 社が Asahi Photoproducts 社の水現像フレキソ製版システムを導入し品質、生産性を飛躍的に向上

2017年8月22日東京(日本)及びブリュッセル(ベルギー)発 – フレキソ印刷用感光性樹脂版の開発で先駆的な企業である Asahi Photoproducts 社は、本日、数多くの業種向けに高品質のラベルを提供する大手印刷会社の Label Partners 社がフレキソ版を使用するため、AWP™ 2530 Auto 一体型水現像フレキソ製版機を導入したことを報告しました。このオーストラリア南部の企業は、ワイン、一般食品/飲料、生鮮食品(鶏卵・乳製品を含む)、自動車、製薬、化学薬品セクターの企業用ラベルを製造しています。

Label Partners 社マネージングディレクターの David McCloud 氏は、次のように語っています。「当社は、高品質の設備を採用し、オーストラリアで水現像フレキソ版技術の普及を促進することで、常にナローウェブフレキソ印刷の最前線に立ち、この6年間で事業を急成長させてきました。オーストラリアで初めて Asahi AWP™ システムを取り入れた結果、低コストでも非常に優れたデジタル版を作る事が出来るようになりました。その結果、ワインのラベル市場で良く見られるオフセットラベルに対し、常に品質の高い印刷結果を実現しています」

更に、Label Partners 社のプロダクション・マネージャーの Shane Gillespie 氏はこう付け加えました。「Asahi AWP™ 洗浄機を導入してから、製版機の品質と安定性により、製版プロセスが確実に効率化されました。際立った印刷品質の実現は勿論、当社の言葉で表すと、最小限の労力であらゆるレベルの製版を可能にする洗浄機を得ることができたのです。この洗浄機は信頼性抜群で、機能性に優れ、保守も容易です。自動制御対応で障害が発生しても問題のある箇所がすぐに表示されるため、簡単に故障個所を特定し修理する事が可能です。高品質の完璧な印刷版を何度でも、一貫した品質で製版する事ができ、なおかつ製版時間も半減する事が出来ました」

Asahi の版には、「Pinning Technology for Clean Transfer」が採用されています。これは、Asahiが特別に開発したフレキソ印刷版の技術で、感光性樹脂版の表面エネルギーを低下させることで、残留インキをすべて被印刷体に転移できる点を特長とします。従来の版に比べ、印刷版の洗浄のために印刷機を停止する回数を削減できるため、生産性が大幅に向上します。超高解像度を実現し、スクリーン線数は細かく、最小ドットロスはゼロにまで抑えられ、全体の色域がさらに広くなるため、デザインの柔軟性が高まり、画質も上がります。

Label Partners 社では、Asahi Photoproducts 社及びその販売代理店である Jet Technologies 社が提供するサービスにも満足しています。例えば、製版機に搭載されたリモート診断システムは、問題が発生してもすぐに解決できることが出来るため、安心感を与えてくれます。「このようなサポートは、最新のテクノロジーを購入する際に重要です」と Gillespie 氏は締めくくりました。

「Pinning Technology for Clean Transfer」及び Asahi Photoproducts Europe 社が誇るその他のフレキソ印刷ソリューションの詳細は www.asahi-photoproducts.com をご覧ください。Label Partners の導入事例の全容はこちら からダウンロードしてください

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メディアの方へ:Labelexpo Europe で、Asahi Photoproducts の担当者への1対1の取材をご希望の方は、Monika Dürr(monika.d@duomedia.com)までご連絡ください。

Asahi Photoproducts について

Asahi Photoproducts 社は、旭化成株式会社の子会社として1971年に設立され、ヨーロッパ本社をベルギーに構えます。フレキソ印刷用感光性樹脂版の開発ではトップクラスの先進企業に数えられています。高品質なフレキソ印刷ソリューションを開発し、イノベーションを継続すると共に、Asahi Photoproducts社 は環境に配慮した印刷の未来を推進することを目標に掲げています。

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