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Asahi Photoproducts 社、幅広い樹脂版製品群を EskoWorld 2019 に出展

2019 年 5 月 28 日東京/ブリュッセル発 – フレキソ印刷用感光性樹脂版開発のパイオニアである Asahi Photoproducts 社は、本日、テネシー州ナッシュビルで 6 月 24 日から 26 日まで開催される EskoWorld 2019 に再び出展・後援する旨を発表しました。EskoWorld 2019 開催中、Asahi 社担当者は Asahi AWP™ 水現像フレキソ版の総合設備効率(OEE)の利点について、また、環境に対する持続可能性(サステナビリティ)改善の効果について展示会参加者と対談する予定です。

テネシー州Robinette社ブリストル工場長 Gene Martin 氏は、次のように述べています。「私たちは 010 年にAsahi AWP™-DEF 樹脂版の使用を開始しました。」「当時、溶剤版を使用した製版工程には 3 時間必要でした。Asahi AWP™-DEF 樹脂版を採用すると、製版工程における初版の製版時間は1時間、2版目以降はそれぞれ 20 分で、製版能力が 33 %向上しました。」Robinette 社では Asahi樹脂版のみを使用しているため、製版工程においてかなりの時間節約になります。

Martin 氏は、AWP™ 水現像フレキソ版の採用によって達成された改善効果に満足しています。さらに、次のように続けました。「しかしながら、この世界では全てが流動し変化するので、品質と生産性を向上させる方法を常に模索しています。Asahi Photoproducts 社は今も自社製品の改良を続けていることに満足しています。」

この考えのもと、Robinette 社では昨年、最新の AWP™-DEW 樹脂のベータテストを実施しました。「当社は Asahi 社の CleanPrint™ 技術による優れた品質を享受するとともに、 CleanPrint™ 技術を活用しています」と Martin 氏は語ります。「現在、初版の製版時間は 1 時間から 20 分に短縮され、2 版目以降はそれぞれ約 15 分で製版できます。」

Asahi Photoproducts 社の CleanPrint™ 樹脂版は、アニロックスロールから受け取ったすべてのインキを被印刷体に転写するように特別に設計されています。これは樹脂版の表面エネルギーが低いためです。CleanPrint™ 樹脂版では、従来の溶剤現像版ほど、印刷中頻繁に版洗浄する必要はありません。印刷版洗浄のための印刷機停止回数を減らすことで、工程の無駄が省かれるとともに生産性も大幅に向上します。Asahi CleanPrint™ の採用で、Robinette 社をはじめとするフレキソ印刷会社は、溶剤版と比較して印刷版交換時間を 50%も短縮できます。

Asahi Photoproducts 社の CleanPrint™ およびその他の製品の詳細については、www.asahi-photoproducts.com をご覧ください。

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報道関係者の方へ:EskoWorld において Asahi Photoproducts 社担当者への 1 対 1 の取材をご希望の方は、monika.d@duomedia.com までご連絡ください

キャプション:

AWP™ フレキソ版:Robinette 社は、北米で Asahi AWP™ DEW を最初に採用した企業です。

グラフ 2:AWP™ 水現像フレキソ版は、Job間の移行時間が非常に短く、溶剤版よりも効率的です。


Asahi Photoproducts 社について

Asahi Photoproducts 社は 1971 年に設立された旭化成株式会社の子会社です。フレキソ印刷用感光性樹脂版の開発ではトップクラスの先進企業に数えられています。高品質なフレキソ印刷技術を開発し、イノベーションを継続すると共に環境に配慮した印刷を推進することを目標に掲げています。

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