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株式会社精好堂がCrystalCleanConnectを導入

世界初の全自動製版システムが、従業員の健康と安全を守り、環境保護と生産性の向上へ貢献

2022年7月18日東京(日本)及びブリュッセル(ベルギー)発:フレキソ印刷用感光性樹脂版のパイオニアであるAsahi Photoproductsは、本日、株式会社精好堂にCrystalCleanConnectを導入したことを発表しました。

株式会社精好堂は1959年に創業した日本屈指の製版会社であり、フレキソ製版のエキスパートとして、お客様に最高品質のフレキソ印刷用の樹脂版をご提供されております。この度、CrystalCleanConnectを導入いただいた背景について、取締役 CPTO 製造本部長 企画開発事業部長 関東工場長の金子修氏にお話しいただきました。

「当社はCrystalCleanConnectの導入前は、溶剤現像版を使用していましたが、サステナビリティの追求やカーボンニュートラルの達成が可能な優れたソリューションを探求していたところ、CrystalCleanConnectが最適な技術であると判断し、導入を決断しました。また、同時に旭化成の水現像フレキソ樹脂版AWPTMの使用を開始することにより、樹脂版の品質向上、生産効率の向上というさらなる効果も得られております。

また、CrystalCleanConnectの導入により、製版現場でのジェンダーフリーという新たな価値を創出できるようになりました。このようなことからも、現在のフレキソ印刷がパッケージ印刷市場においてオフセットやグラビアに対抗できる競争力を持ち得ていると確信しております。」

CrystalCleanConnectについて

CrystalCleanConnectは、旭化成、ESKO社、Kongsberg社の3社協同開発による画期的なフレキソ印刷製版ソリューションです。版のイメージングから版カッティングまでを全自動化したことにより、製版工程を12工程を1工程に短縮し、オペレーターの作業時間を90%削減します。さらに、旭化成の水現像フレキソ樹脂版AWPTM は、溶剤を使用しないクリーンな製版であり、作業者の作業環境にも配慮した持続可能な職場を提供できる製版技術です。

CrystalCleanConnectという名前は、ESKO社のCrystalと旭化成のCleanPrint製品ブランドに由来します。印刷する為の版を作るワークフローを1つに統合するという設計の元、製版工程で溶剤を使用せずにイメージング、露光、洗浄、乾燥と後露光、プレートカットを含む環境と調和したオートメーションを取り入れた業界初の全自動タイプ製版ソリューションです。

CrystalCleanConnectと、環境に優しいAsahi Photoproductsのフレキソ印刷版ソリューションの詳細については、www.asahi-photoproducts.comをご参照ください。

  • 左から順に取締役 デジタルダイレクトフレキソグループ本部長の岡田龍則氏、取締役 CPTO 製造本部長 企画開発事業部長 関東工場長の金子修氏、旭化成国内営業担当の大鋸新氏(右)
  • 精好堂様に導入いただいた全自動水現像版製版システムCrystalCleanConnect

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