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イタリアの製版会社「ジンコグラフィア・エンポレーゼ」が、Asahi PhotoproductsのCleanPrintフレキソ版でサステナビリティと顧客生産性の向上を実現

旭化成の優れたサポート、製版サイクル時間の短縮、総合設備効率(OEE)向上など、さまざまなメリットを得ました。

2022年5月2日東京(日本)及びブリュッセル(ベルギー)発:フレキソ印刷用感光性樹脂版開発のパイオニアである旭化成株式会社 感光材事業部(英名:Asahi Photoproducts)は、本日、イタリアの製版会社であるジンコグラフィア・エンポレーゼが、旭化成のAWPTM4835 Pフレキソ製版装置、及びAWPTM-DEW水現像版を導入したことを発表しました。ZEグループの一事業体として1985年に創業した当社は、イタリアのサン・ミニアートに拠点を置いております。ジンコグラフィア・エンポレーゼは、ラベル、軟包装、段ボールなどを製造するお客様向けに、高品質のフレキソ版を提供しています。

「AWPTM-DEW CleanPrint版を用いる旭化成の製版装置を導入する前は、さまざまな製品を使用していました」と、マネージングパートナーのノエミ・ビソリ氏はコメントしております。「切り替えを決断したのには多くの理由がありました。旭化成から優れたサポートが得られること、プリプレスにおけるプレート処理時間が短縮されること、お客様の施設でプレート交換に伴うプレス室のダウンタイムや版洗浄に伴うプレス停止が低減されることなどです。また、旭化成のAWPTM-DEW 水現像版を使用することで、製版工程全体のサステナビリティが向上することも評価しています。これは、お客様がますます重視するようになっている要素です」。

ビソリ氏によると、当社は年間かなりの量のフレキソ版材を使用しておりが、旭化成の装置による新たな効率化で、その数は大幅に増加すると見込んでいます。

今度開催されるPrint4All展示会では、Asahi Photoproductsのエキスパートが参加して、AWPTMの版と処理技術の利点、並びにジンコグラフィア・エンポレーゼが獲得した利点について説明します。2022年5月3日~6日、フィエラミラノで開催予定のPrint4Allでは、変換、パッケージ印刷、ラベリングなど、来場者が印刷の世界に没頭できる機会を提供します。Asahi Photoproductsは、同展示会の第9パビリオン、ブースP17-R18に出展します。旭化成のブースでは、旭化成の両エキスパートと1対1で面談し、CleanPrint版及び版処理システムの利点について詳しい説明を受けることができます。

VOCの洗浄溶剤が不要

旭化成のAWP™ CleanPrint搭載の水現像フレキソ印刷版は、VOCベースの洗浄溶剤を使用せずに処理を行うことができ、生産工程でのエネルギー消費が少なく、VOC溶剤で洗浄する版よりも迅速に印刷が可能です。CleanPrint対応水現像フレキソ印刷用感光性樹脂版の高品質な印刷技術は、旭化成独自の感光性樹脂技術によって実現しています。また、この水現像製版工程は印刷版表面のエネルギーを低く抑えるため、樹脂版洗浄のための印刷機の停止回数が減少し、印刷工程でのOEEが大幅に改善し、資材ロスも減少します。こうした要素のすべてによって、業界で最も持続可能なフレキソ印刷樹脂版となっています。また、CleanPrint搭載のAWP™-DEWフレキソ樹脂版は、位置合わせの精度が高く、ハイライトとベタの印刷バランスが絶妙です。

旭化成は、展示会で、以下のようなフレキソ印刷市場向け製品およびソリューションの全てを展示します。

  • AWP™-DEW印刷版は、最高クラスの高精度ハイライトと、均質なベタとの良好なバランスにより、非常に高品質な印刷を実現します。
  • AWP™-CleanFlat版は、水現像FlatTop版ソリューションで、長尺印刷でも均一濃度の高品質な印刷を実現し、砥粒基材への印刷も可能です。また、水現像製版により、プレート間での正確な見当合わせを実現しています。さらに、印刷での二酸化炭素排出量も持続的に削減することができます。 

さらに、旭化成に関する情報満載のホワイトペーパー「サステナビリティ:追求すべき目標」は、弊社ブースにてご覧いただけます。

環境に優しいAsahi Photoproductsのフレキソ印刷版ソリューションの詳細については、www.asahi-photoproducts.comをご参照ください。Asahi Photoproductsのエキスパートとの1対1の面談をご希望の方は、monika.d@duomedia.comまでご連絡ください。

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